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ドローンのバッテリーは爆発する?!

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ドローンに搭載するバッテリーは、【小型】【軽量】【高容量】といいことづくめ!!
しかし、取り扱いを間違えると火災や爆発の危険が伴い大変デリケートです。
バッテリーの取り扱いの難しさを詳しく説明します。

バッテリーの種類

ご存じの方も多いかとは思いますが、充電式バッテリーにはいくつかの種類があります。

 

    • 自動車は鉛電池
    • 一世代前の家電(携帯電話など)はニッカド電池
  • 最近の家電(エネループなど)はニッケル水素電池
  • スマホなどはリチウムイオン電池 とありますが、

ドローン用には”リチウムポリマー” 通称 Li-Po(リポ)バッテリーが使われています。

 

 リポバッテリーとは

 従来型のバッテリーと何が違うのかと言うと

・小型
・軽量
・高容量
・メモリー効果の解消(リチウムイオン同様)

といいことづくめです。  

しかしその反面、取り扱いを間違えると火災爆発の危険が伴う大変デリケートなバッテリーなのです。

 

リポバッテリー取扱いの注意点

どのように管理すれば良いのでしょうか?注意点を保管、電圧、充電の観点から見ていきましょう。

  • 保管管理

日本国内の生活環境であればほぼ問題ありませんが以下の点は注意が必要です。  

・極端に高温になる可能性がある場所 → 車内など

・極端な温度差が生じている状態での移動 → 夏季冬季の室内室外  

  • 電圧管理

いわゆる過充電/過放電の防止です。   ・定期的な電圧チェック 1セルあたりの電圧3.0V4.0Vを目安に。

大すぎても少なくてもダメという事です、すぐさま専用のバランス型充電器で充電しましょう。

3.0Vを下回っている場合、弱っているか故障かが考えられますので使用しない方が得策です。

バッテリーチェックは必ずセル単位で測るようにしましょう。  

  • 充電作業

・充電中 片時もバッテリーから離れないでください。

たとえ信頼しているバランス型充電器を使用してたとしても何が起きるか分かりません。  

・充電後 保管はフル充電状態で保管しないこと。

長期で放置しないこと(過放電状態)。

一般的には70~80%容量程度が最適と言われています。