取り扱い製品

サーモ資料:電力_原子力

変電所_0032.
サーモグラフィは屋外電力設備の保全用途に使用され
送電線、碍子、変電設備などの異常発熱を検知します
画像は異常なしです。

 〇電力

夜間の変電所 夜間の変電所 サーモグラフィに搭載されているデジカメで同時記録された画像(左:サーモ、右:デジカメ) サーモセンサが熱エネルギーを検知して夜間でも観測できます。 雪の変電所_0005. 雪の日の変電所(1) 大雪の中で変電設備の稼働でする熱エネルギーが観測できます。 雪の変電所(重ね合せ) 雪の日の変電所(2) サーモ像とデジカメ像をサーモ解析ソフトウェアによる重ね合わせ (大きさ、位置、スケルトン補正)を行ったものです。

〇原子力

原子力の現場では、いくつかの点に考慮した測定が要求されると思われます。 1.装置本体の放射化・・・・本体が放射線で放射化され、安全を管理している放管 (放射線管理員)測定にて持出禁止となることもあると考えられます。 2.磁気対策・・・・プラズマの磁気封じ込めなど核融合における現場では、強い 磁界により信号線にノイズがのる可能性があり、電気信号による画像データは 光電変換で光伝送するなどの経路対策が実施されるかも知れません。 3.センサ防護・・・・アルファ線、ベータ線、ガンマ線などを強い放射線を直接 赤外線センサが受けると折角の高価な測定システムの入口となる眼(サーモ カメラセンサ部)を瞬時に廃品にされる可能性があります。 そのため、表面蒸着ミラーにより放射線をミラーの裏手に逃がし、赤外線を だけを反射させてセンサーまで導きます。 カメラボディは、次のような構造のハウジングで放射線から遮蔽します。 アルミニウムなどの金属板(β線)と発泡スチロール(中性子)などを多層 化(漏れ対策)した板で囲って遮蔽すると考えられます。 (γ線対策には鉛ゴムや鉛ガラスの必要性もあるでしょう)